ビエントさんのたまたま偶然なんとなく見聞録

たまたま偶然出会いなんとなく気になった人(や物事)を記録しています。

Monday

友達とカフェで話をしていた。
看護学生時代の友達二人と。

一人が
最近ケアに自信がでてきたが
キュアができないという。

キュアってなに?
聞くと、コミュニケーションなどで
心をケアすることだと教えられる。

つらい状況にある患者さんに
どう接したらいいのか分からなくなるのだという。

深刻な、真面目な話をしている横で、
もう一人の友達が
「あたしさ、普通の病院で働くとか、
もう無理だわ」とでかい声で言う。

私と、でかい声の友達は、
病院のナースを一時期していたが、
今は違うことをしている。

私は、トイレに立った。

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トイレには、タペストリーがあり
そこには、

コーヒーは、強くあれ
そうすれば
月曜日は早い

と(多分)訳される英文があって
私は、
その文の中のMondayだけが
浮き出て見えた。

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Monday
って
もんだい
って読めるんだ。
月曜日が問題か。

キュアがキュアがと悩んでいる友達が
看護師一年目のとき、こんな話をしてくれた。

彼女の病棟では、
毎週月曜日の朝の申し送りの最後
スタッフが交代制で
一言スピーチみたいなものを
させられていた。

彼女は、
忙しいという漢字について
話した。

当時、彼女のいた病棟は、多忙をきわめ
忙しさでみんなが、てんてこまいしていた。

一年目の新人は緊張の中、必死で話しだした

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忙しいという字は、
心を亡くすと書きます。

パッと顔をあげ、
目の前の先輩ナースたちの顔を見た。

真面目に耳を傾けている人など一人もいなかった。
忙しい朝の時間にちんたら話すなよ。
焦りや苛立ちのにじみ出た表情の集団に
囲まれていた。

悲しみはなく、ただ
自分の話している内容が
これ程まで受け入れられない状況に
なぜだか無性に笑いがこみあげて
それを必死で我慢しながら 
スピーチを切り上げたそうだ。

そんなことを何年も前に話してくれた。
友達本人は、覚えているだろうか。